朔間零の過去と闇(あんさんぶるスターズ!!)を幼少期〜現在まで徹底解説していきます
UNDEADのリーダー
五奇人の頭目
前々生徒会長
世界を駆け巡る俺様ちゃん
朔間凛月の超ブラコン兄
と、様々な顔を持つ朔間零
そんな朔間零の最推しPが、零の魅力をお伝えするべく、過去を紐解いていきます
これらの情報は、ストーリー内で直接的に説明されるものもあれば、読み手の解釈に委ねられている部分もあります。
あくまでもブログ主の解釈による解説だとご理解ください。
朔間零のおじいちゃん口調の理由についてはこちらの記事をどうぞ
プロフィールとストーリー説明をスキップしてすぐに零の過去を読む
朔間零のプロフィールをおさらい
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⭐5 朔間 零 『IMMORAL WORLD』
⭐4 深海 奏汰 『GROWING STARRY DAYS』#あんスタ pic.twitter.com/xAXVHxWB4B
氏名 | 朔間零 |
CV | 増田俊樹 |
身長 | 179cm |
体重 | 61kg |
血液型 | B |
誕生日 | 11/2 |
趣味 | 庭園の散歩 |
特技 | ジャズダンス |
所属サークル | ・神秘部 ・バンドBB |
キャラ説明 | 夜闇に誘う魔王 自称吸血鬼でいろんな知識を持っているが、朝に弱い。 達観したところが有り思慮深く、身内に対する仲間意識が強い。 弟の朔間凛月を溺愛している。 引き込むような艶のある歌声で、パフォーマンスは優しくも力強い。 『Rhythm Link』の『UNDEAD』に所属し、リーダーを務めている。 |
朔間零の過去がわかるエピソードはどれ?
朔間零が関わるストーリーの中で、彼の過去に関わる主なストーリーはこちら
・コーラス☆始まりのオペレッタ
・追憶 それぞれのクロスロード
・温故知新 継承の御前試合
・追憶 集いし三人の魔法使い(=アニメ追憶セレクション「エレメント」)
・Origin 星空を歌うAlterd
『追憶 それぞれのクロスロード』
朔間零が生徒会長の頃、大神晃牙・蓮巳敬人と共にデッドマンズを組んだ頃の話です
『温故知新 継承の御前試合』
デッドマンズの事実上の解散後のやりとりと、幼少期の朔間零と蓮巳敬人の関係性が描かれます
『温故知新 継承の御前試合』と『追憶 それぞれのクロスロード』はこちらで紹介しています
コーラス☆始まりのオペレッタ
「あんさんぶるスターズ!!Basic」で読めるイベントストーリーです
時間軸は、零が卒業する3月〜新年度
返礼祭の直後なので、零とUNDEADメンバーの関係性が対等になったことの変化も垣間見れるストーリーです
朔間兄弟の関係性、二人の成長と愛がよくわかるストーリーですが、その中で零の過去が零自身の口から語られます
登場人物
・朔間零
・朔間凛月
・衣更真緒
・羽風薫
・大神晃牙
・鳴上嵐
・姫宮桃李
・伏見弓弦
ストーリーの流れ
「朔間零に弟がいてアイドルをしている」ことが世間にバレてしまった。凛月を守るために一人で対処しようとする零だが、凛月は納得いかないようで…。
追憶 集いし三人の魔法使い(=アニメ 追憶セレクション「エレメント」)
「追憶」シリーズはキャラクターの過去軸の話であり、
『追憶 集いし三人の魔法使い』は五奇人の夢ノ咲での討伐の時代を描いています
このストーリーを3Dアニメ化したのが「追憶セレクション『エレメント』」です
アニメはYouTubeのあんスタ公式チャンネルにて無料で観ることができます
アニメ追憶セレクション『エレメント』
第1話 Wizard Memory:夏目とつむぎの再開
第2話 Wave Crest :五奇人集合
第3話 Wandering:Valkyrie敗れる、零から英智への呪い
第4話 Wuthering Heights:つむぎと英智のすれ違い
第5話 Wish:旧fineのライブ(渉討伐)
第6話 Blackbird:五奇人ライブ、今後につながるやりとり
「追憶」ストーリーは「あんさんぶるスターズ!!Basic」でダイヤ消費なしで読むことができます
※「あんさんぶるスターズ!!Music」では読めません
『追憶 集いし三人の魔法使い』を読む方法
「あんさんぶるスターズ!!Basic」をダウンロード
→ストーリー
→キャンペーンストーリー
→検索・並び替えを「時系列順」にする
→一番上に追憶シリーズが表示される
このストーリーの時間軸はデッドマンズライブの前後〜五奇人討伐終了までの間です
朔間零は通称「俺零」でオラついている時代ですし、国内外を飛び回っています
Origin 星空を歌うAlterd
『あんさんぶるスターズ!!Music』のストーリーの一つ
上記のアニメ追憶シリーズ『エレメント』の公開直後に追加されたストーリーで、
『エレメント』最終話から繋がるストーリーになっています
時間軸は現代ですが、回想で過去の五奇人のストーリーが明らかになります
登場人物
・五奇人(朔間零、逆先夏目、日々樹渉、深海奏汰、斎宮宗)
・旧fine(天祥院英智、青葉つむぎ、巴日和、乱凪砂)
ストーリーの流れ
ESのシャッフル合同ライブOOにて「五奇人を語るユニット」が現れたが、そこには黒幕(fine)がいた。黒幕に「過去に自分が作ったシナリオ」が利用されていることに気づいた逆先夏目は、五奇人で集まりライブをすることに。そこから五奇人と旧fineのライブ対決になる。
年代別でわかる朔間零の過去
年代別で朔間零の過去を解説していきます
幼少期
天才の原点は長い夜から
天才・博識・なんでもできる朔間零ですが、その「スーパースター性」の原点は、実は朔間家の体質が関わっています
朔間一族の体質
・日の光が苦手
・日中起きていられず、夜活動する
零は眠れない長い夜に本を読み漁り、世の中のあらゆる知識を得る早熟な子供でした
それ故、世界で自分がちっぽけな存在かということに、幼いながらに気づいて恐怖します
あんさんぶるスターズ!!Basic 「コーラス☆始まりのオペレッタ」より引用我輩は、いつも怖かった。己がいかに弱く、ちいさいものか自覚してしまったから
(中略)
ありとあらゆる技術を習得し、本を乱読し知識を蓄え、すこしでも優れた存在になろうとしてー
足掻いていた。闇の底で恐怖に溺れながら、独りぼっちで
それが、己の正体じゃ。何でもできて何でも知っておる、この朔間零の
そして何でもできる朔間零が形作られ、やがてその力で他者を救うスーパースターであり怪物な朔間零の原型となります
しかし他者を救うことは、恐怖に消えそうな自分を保つための手段でもありました
あんさんぶるスターズ!!Basic 「コーラス☆始まりのオペレッタ」より引用気を抜けばすぐにでも、闇に囚われ己が消え失せてしまいそうで…。
その錯覚が拭えず、誰が何を求めてきても全力で応えてきた
そうすると感謝され、誰もが己の存在を肯定してくれる。
そのたびに安堵した……
カリスマ性や天性の才は生まれ持ったものでしょうが、
こんな小さい頃の孤独や恐怖がスーパースターで神のような朔間零の原点にあります
朔間零と大人たち
朔間零は幼少期から墓場に一人で散歩しており、蓮巳敬人の実家の寺にもよく現れていました
当時から人を惹きつける美少年だった零ですが、
話しかけてきた大人たちの悩みを解決し、心を解きほぐす力がありました
墓石に腰掛けた子供に、頭を垂れながら大人たちが教えを請い救いを求めるのが日常茶飯事でした
朔間零と蓮巳敬人
そんな光景を間近で見ていたのが蓮巳敬人です
敬人も当時から大人びており、同年代の子たちを見下していました
当初、敬人は零をライバル視し色々な論法を仕掛けて対決しようとします
必死の敬人の持論を、零は楽しそうに聞いていました
ときには二人でドラマを真似てチャンバラごっこをして遊んだり、
敬人が弟の凛月の見舞いに来たりと、普通の少年らしく交流していました
以下は、「温故知新 継承の御前試合」での二人のやりとりです
生きる喜びに満ち溢れたおぬしが、死んだように生きていた吾輩に活力と熱を与えてくれたんじゃ!
会いたかったぞ!待ち侘びたぞ、我が懐かしの親友よ・・・!あははははは☆(中略)その目的が、子供のころと同じように俺と遊びたかったからーだったとは言わないだろうな!?(中略)
あぁ怒れ怒れ!罵れ〜!
どいつもこいつも褒めて煽てるばかりだったから、当時は怒られるのが嬉しかったんじゃ!
ううん!零ちゃんはね〜、もう一度だけでも『敬くん』とチャンバラごっこがしたかったんです♪あんさんぶるスターズ!!Music「温故知新 継承の御前試合」より引用気分で世界を動かすなぁああああ!
特に零にとって幼少期の敬人との思い出が、大切な存在だったことがよくわかります
しかしそのうち敬人少年はこんな風に感じ、距離を取るようになります
この人にはどうあがいても勝てない。
朔間零が「神」であり、自分は「その他大勢の一人にしかなれない」
敬人は根本的には「自分が物語の主人公になる」願望があります
この後革命のシナリオを描く一人になることや、アイドルとして活動することも、
物語を自分が作り、動かしたいという思いから来ていると思われます
しかし、敬人少年にとって零は「自分が主人公になる」という夢を絶望させてしまう人物でした
なので自分を守るために距離を取ったのです
こうして二人には溝が生まれ、再開したのは夢ノ咲学院でした
朔間零と蓮巳敬人のすれ違い
朔間零
幼少期から人を惹きつける魅力があり、大人たちから崇拝されていた
自分を叱ってくれる敬人は「友」だった
蓮巳敬人
零の「絶対的神感」から自分の可能性に絶望を感じ、距離をとるように
個人的に思う事
親友だった敬人が離れてしまったことは、零の絶望感に繋がってしまったと思います
一方で、幼少期に絶望してしまった敬人の気持ちも辛いものがあります
個人的には、「敬人が零に心酔すること」が最悪のシナリオだと思いますので、「逃げる」の選択肢で良かったのだろう、と思います
少年期〜中学生
中学生前後の朔間零のエピソードはほとんどありません
ですが、弟である朔間凛月が、俺零の話し方について
「痛々しい話し方をしていた」という旨の発言をしていました
夢ノ咲学院時代は俺零口調だったはずなので、それ以前はこのような話し方ではなかったのだろうと推察されます
俺零期(夢ノ咲学院〜五奇人討伐終了まで)
俺零だったのは、夢ノ咲学院の五奇人討伐終了までの間です
この頃の朔間零は通称「俺零」で、自分のことを「俺様ちゃん」と言い、オラついていた時代です
あんさんぶるスターズ!!Basic「追憶 集いし三人の魔法使い」より引用久しぶりなのに、いきなり高圧的に命令してきますね!
んもう、零くんったら俺様キャラ〜♪かっこいい!
校舎の屋上からバンジージャンプする
デッドマンズライブの直後〜五奇人討伐が始まる間の時間軸で、零は校舎の屋上からバンジージャンプして飛び降ります
本人曰く「退屈さが加速して、これくらいしないとくすりともできない」、
そして
あんさんぶるスターズ!!Music「Origin 星空を歌うAlterd」本当はさっき、バンジーの紐が切れたってべつに構わなかったんだ
とまで思うほどに追い詰められていました
この頃の零の気持ちを推察
・デッドマンズライブの後=親友の敬人に利用されかけた後
・「自分を守るための人助け」が「自分のために生きられない」状態になったジレンマ
この頃の零は退屈さを払拭するためか、刺激の強いことやより面白いことを求める傾向があります
朔間零の留学・留年はいつ?
朔間零はちょくちょく海外に出かけており、留学は頻繁にしていました
正確には勉強のためというよりは海外で仕事に行っていたと思われます
零は1年留年しています
留年の時期ですが、
・奏汰が1年生の頃、「れいという2年生がいる」と発言
・デッドマンズライブのとき、零と敬人がふたりとも2年生
という点から、
零は2年生で留年し、2年生を2回経験していることになります
零の留年の時期
零は2年生で留年し、2年生を2回経験している
2回目の2年生次に、生徒会長→デッドマンズ→五奇人
海外からも頼られる
海外留学を繰り返し、各国で友人を作っていた朔間零
海外の友人たちからも頼られ、問題解決をするために海外を飛び回っていました
アラビアあたりに零の恩師がおり、その息子がアドニスです
アドニスは祖国が政変で大変なため、恩師が零にアドニスを託したのでした
生徒会長
夢ノ咲学院では生徒会は長く運営されていませんでした
それを蓮巳敬人が権力を握るための手段として復活させています
その復活させた生徒会の会長になったのが零です
しかし本人曰く「マスコット的」存在で、事実上の生徒会業務は蓮巳敬人が行なっています
俺零と大神晃牙
朔間零はたまにライブハウスで歌っており、その姿を見て大神晃牙は大ファンとなります
その後大晃牙は夢ノ咲学院に入学し、
零がドン引きするほどの熱量で追っかけをすることになります
晃牙を避けるために生徒会室に籠もったり窓から飛び出したりしていた零ですが
五奇人討伐後に零を生き返らせたのは晃牙でありUNDEADだったのは間違いありません
五奇人期
では五奇人との関係性で見る朔間零の過去はどうでしょう
討伐時は海外に追い出される
五奇人討伐時には、零は海外に追い出されたため戦うことなく討伐されることになります
これは天祥院英智が、世界中の夢ノ咲学院の姉妹校でわざと問題を作り、
零が解決に向かうよう仕向けたことによります
誰からも愛され頼りにされる、君の強大さが逆に足枷になる
全世界にある姉妹校での変事は、君にしか解決できない
(中略)
君は強すぎるからね、そういう作戦をとるしかなかった。あんさんぶるスターズ!!Music「追憶 集いし三人の魔法使い」より引用もう夢ノ咲学院に、俺のやるべきことは残ってね〜な(中略)
最後に呪いの言葉を吐いてやるよ(中略)
おまえ、とっくの昔に『こっち側』だよ
おまえはさ、一生涯かけても巡り会えないかもしれない…
かけがえのない親友になれるかもしれなかった連中を、踏みにじって殺しちまったんだ
可哀想に
上記の「呪いの言葉」は、個人的には名言だと思うし大好きな場面なのですが、
なぜかアニメ「追憶セレクション『エレメント』」ではカットされています
ですが、U-NEXTで観られるアニメ「あんさんぶるスターズ!!」では演出相まってめちゃくちゃかっこよく聞くことができますので、
気になる方は是非観てみていただきたいです
零の中の人である増田俊樹さんの「可哀想に」の言い方、最高です
こちらの「エレメント〜後編〜」で呪いの言葉が聞けます
最高。
U-NEXTあんさんぶるスターズ!!アニメページより引用
U-NEXTのみ、
あんスタのアニメ・Road to Show(映画)・スタライ(キャラライブ)が追加課金なしで見放題です
かけがえのない親友としての、五奇人
朔間零にとって五奇人は、「かけがえのない親友」となりました
五奇人と呼ばれ始めた当初は零の呼びかけをみんなガン無視する、唯我独尊の個々人でした
斎宮宗は「五奇人立ち入り禁止」の張り紙を貼り全面拒否したり、
逆先夏目は嫉妬と憎悪と愛が入り混じった複雑な感情を持っていました
ばらばらだった五奇人ですが、
共に楽しい時間を過ごし、各々の才能を認め合う中で、
「対等な、かけがえのない友人」になったのです
五奇人の遊び
お互いの実家に遊びに行って命の危機に見舞われる
サメの仮装をして海水浴場をうろつく
首相官邸に忍び込んで賓客だと間違われる
五奇人の終焉を見守る
五奇人の中で最後に討伐されたのは日々樹渉でした
そんな五奇人の終焉を、朔間零が皆に呼びかける形で皆で見守ることとなりました
アニメ「追憶セレクション『エレメント』」では、取り乱す夏目を落ち着かせながら、
堂々と終焉を見守る零の姿が描かれています
朔間零の考えの変化
朔間零の考え方は、過去と現在でかなり変化がみられます
過去
「世界の大きなな流れ」に逆らってはいけない
現在
自分の独善的な感情と力で、大事なものを失わないように動く
大きく考え方が変わったきっかけは、五奇人討伐であろうと思います
零は、海外での事件をすべて無視して五奇人を救うという選択も可能でした
でも零はそうせず、五奇人を見捨てる形で他の世界中の人々を救う道を選びました
どちらの選択をしたとしても零が最も傷つくことにはなったのですが
この経験を経て、メインストーリーにて零は
もう失わぬように。
もう過たぬように。
と繰り返し述べています
・対等で大切な仲間である五奇人を得たこと
・共に歩む仲間であるUNDEADに救われたこと
・弱く、守るべき存在だった凛月が強くなったこと
→零の考え方に変化が生まれたのでは?
朔間零の過去を知ってもっと好きになる
謎が多かった朔間零の過去について、ストーリーを紹介しながら見てきました
今はおじいちゃんキャラでゆるりと過ごしている零ですが、過去から遡ると並々ならぬ想いをしてきたことがわかります
個人的には過去を振り返ることで、
零を救ってくれたUNDEADと五奇人を愛おしく想う気持ちが増します
絶望の中生きてきた零が、
「やりたいことがたくさんあるのじゃ!」
と言えるようになったことが、感動でなりません
最も人間味の溢れた、人間を愛した魔王の朔間零を今後も応援していきましょう
朔間零を好きになった方は、中の人である増田俊樹さんのことを知ってみるのも楽しいですよ